Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

ワンポイントメモ

ヘッドの汚れ

投稿日:2017年6月23日 更新日:

DATデッキは、テープというメディアを使いますから、長時間使用するとカセットデッキと同様、テープの磁性体やホコリなどによりヘッドの表面に汚れが付着します。

これはメーカーの想定内ですので、クリーニングテープの注意書きに書かれているように、数秒間のクリーニングで解消できます。

ところが、DATも製造から30年を経過したものも少なくなくなっており、オープンリールテープやカセットテープがそうであるように、テープ自体の劣化やホコリやカビなどの汚れにより想定外の悪影響を与えるものが増えてきています。高温多湿の地域ではなおさらです。

特にDATは高速でテープと面しますので、テープの状態には敏感で、一瞬にしてヘッドの表面に大量の汚れが付着し「まったく音が出ない」といった状態になります。

私は、ヘッドの状態は拡大鏡を用いて確認しますが、メーカーが想定していた方法では対処できないほどの汚れが付着していることがあります。

ではどうしたら良いかといいますと、一つ目の方法としてはカセットデッキと同様、直接汚れをふき取ることなのですが、これは一般の方にはお勧めできません。その理由は、ヘッドを破損する可能性が極めて高いからです。DATデッキのヘッドはとても繊細ですので、ノウハウを持っていなければ簡単に破損してしまいます。私もこれまで多くの破損したヘッドを見てきました。

二つ目の方法は、やはりクリーニングテープを使用することです。ただし、クリーニングテープの表面は汚れを削るため荒い仕上げとなっており、やみくもに長時間使用することは避けなければなりません。

ヘッドの表面に付着した汚れのみを除去すればよいのですから、できる限り最短で処理します。「10秒程度クリーニングし、その後再生状態を確認する。」という作業を繰り返すことです。

とはいえ、なかなか個人では判断しかねるでしょうから、迷ったときには専門業者にご相談ください。

-ワンポイントメモ
-,

執筆者:

関連記事

ヘッドの互換性

SONY製のDATデッキは約10年間製造され、その間、7種類(ポータブル機を除く)のヘッドが開発されました。 以下に「ヘッド型番/使用機種」を掲載します。 DOH-01AR/DTC-1000ES(XD …

ガリ

今日は「ガリ」の話です。ガリといってもボリュームを操作したときに「ガリガリ」と耳障りなノイズが発生する症状のことです。 先日、お客様と電話をしているときに、「SONYの製品はどれもヘッドホンVOLがダ …

ヘッドクリーニングについて(DAT)

今回、お客様からDATデッキのヘッドクリーニングに関する質問をいただきましたので、この機会に基本的な方法や私なりの考えをこれまでの知識や経験に基づき述べたいと思います。 1 クリーニングの方法 DAT …

テープが引っかかる原因

先ほどの記事に続きまして、では、なぜテープが引っかかるのでしょうか? もちろん、テープとデッキが完璧である場合は、そういうことはあり得ません。 原因の多くは、「テープのたるみ」です。 DATは、カセッ …

テープ走行不良が原因のノイズ

今回はSONY製DATデッキ全機種に関わる記事です。 再生不良ということでDATデッキをお預かりしました。機種はDTC-690です。先日修理したものとは違う機体ですが、ノイズが酷いとのことです。 DT …

検索

2017年6月
« 5月   7月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

カテゴリー

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11(作業場兼事務所)
Audiolife 代表:小西
050-3717-0768(留守電専用です。トラブル防止のため、緊急時以外は記録が残るEメールをご利用ください)
E-mail:audiolife2017@yahoo.co.jp

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM