Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

DTC-2000ES

SONY DTC-2000ES

投稿日:2017年7月15日 更新日:

本日はDTC-2000ESです。先日のDTC-1500ESに続き2回続けて超弩級マシンの修理です。

DTC-1500ESの硬派なイメージに対し、このDTC-2000ESには「上品」「洗練」というソフトなイメージを感じます。

その一方で、搭載されたメカや回路はDTC-1500ESに匹敵あるいは凌駕するのでは、という超一流の実力も備えたマシンです。

修理依頼のあった機体は、音が出ないといった不具合を抱えています。早速修理に移ります。

開発者のこだわりでしょうか。内部も外観に負けず美しいレイアウトです。センターにデッキメカと電源、L側にデジタル回路、R側にアナログ回路といった配置です。

メカを取り出す前に動作確認をしました。左側のテープガイドが正規の位置に到達していません。そのためテープパスが大幅に狂い音が出ないものと推測されます。

デッキメカを取り出しました。ローディングベルトの状態は良好です。

これは背面の写真です。4ヘッドのためRFアンプが2つ付いています。

スポンジ製のヘッドクリーナーです。触ると粉々になりました。なぜこんな素材を選択したのか疑問です。

メカの点検整備を行うため、メカ底部の基板を取り外します。

この基板のコンデンサーの液漏れにより動作不良が発生することがあります。この機体も液漏れが見られた一部の電解コンデンサーを交換しました。

リールモーターユニットとキャプスタンモーターを取り外して滑らかに回転するか点検を行います。また、リールモーターは、ソレノイドONOFFでのブレーキの効きもチェックします。

やはりリングギアが固着しています。冒頭の不具合はこれが原因です。CRCでクリーニングした後グリスアップを行います。リングギアを駆動するベルトも交換です。

元通り組み立てて試運転します。動作良好です。

メモリー用の電池は交換可能なホルダーを取り付けます。テープパスのチェックを行い修理完了です。

-DTC-2000ES
-, ,

執筆者:

関連記事

SONY DTC-2000ES キャプスタンモーター故障

SONYのDATデッキDTC-2000ESの修理依頼をいただきました。 不具合の状況ですが、 ① 再生時音飛び、ノイズ混じりがある。 ② カセットをセットしても無反応のときがある。カセットハウジングラ …

SONY DTC-2000ES ピンチローラーの割れ

DTC-2000ESの修理依頼をいただきました。お客様の愛機が故障したもののメーカーでの修理が叶わず、たまたま当店がオークションに他機種の整備済み品を出品していることがきっかけとなりました。 メールと …

SONY DTC-2000ES

先日に引き続きDTC-2000ESの修理依頼をいただきました。 「テープの取り出しができない」「再生、巻き戻し、早送りはできる」という状態ということです。 前回修理した機器と同様、RFシグナル測定用の …

SONY DTC-2000ES 樹脂パーツ破損

2年以上前に当店で修理を行ったDTC-2000ESですが、不具合が起きたとのご連絡をいただきました。 早速点検を行います。   テープをローディングした後、最後の「カチッ」という音が出ずにC …

SONY DTC-2000ES

3台同時にご依頼いただいたうちの3台目、SONYの高級DATデッキDTC-2000ESです。 過去に3回ほどメーカーサービスで修理を行ったが、現在は不動ということです。 電源を入れてテープをセットしま …

検索

2017年7月
« 6月   8月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

カテゴリー

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11(作業場兼事務所)
Audiolife 代表:小西
050-3717-0768(留守電専用です。トラブル防止のため、緊急時以外は記録が残るEメールをご利用ください)
E-mail:audiolife2017@yahoo.co.jp

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM