先日、1500ポイントほど貯まったTポイントが使用期限切れ近くとなったので、単三の充電池を購入しました。
「enelong」という製品で中国製ですが8本で送料込み1480円と、ちょうどポイント消化に都合が良いので決めました。
2,3日で到着しました。新品時から充電されていることは知っていましたが、一応充電をしようと、数十年前に購入した充電器を取り出しました。
単3と単4兼用で4本同時に充電できます。ニッカド用なので、時間はかかりますが、充電機能は問題ありません。
ところが、電池が入りません。力を入れても無理です。電池は規格品かと思ってましたが・・・
とりあえずダイソーのマンガン電池とサイズを比べると、やはり一回り大きく感じます。ちなみにこのマンガン電池は充電器に入ります。
気になって電池の規格をネットで調べました。「一般社団法人 電池工業会」のHPにありました。
国際規格でR6が日本の単3電池です。「高さ」と「直径」の規格が定められているようです。そこで、早速先ほどの電池を測定しました。
当たり前かもしれませんが、高さ、直径ともに規格内でした。ではなぜ昔の充電器に入らなかったのでしょうか?
再度マンガン電池と比べてみると、プラス端子の大きさが違うのがわかりました。電池全体の長さは同じですが、胴体部分の長さが異なっています。直径も若干違います。
そこで、充電器のプラス部の形状を見てみると、わかりました。電池同士の仕切りが邪魔だったようです。
電池を入れると、胴体部分が長いため、白い仕切り部に当たってしまいます。理由がわかりましたので、この充電器の使用はあきらめることにしました。おそらく、最近の製品は、電池の容量を稼ぐために胴体部分を規格値ギリギリまで拡大しているものと思われます。今回はそもそも電池を挿入できないために気づきましたが、もしかすると、プラス端子の長さが短いために使用できない機器もあるかもしれませんね。