先日ピンチローラーの交換を行ったTC-K222ESLですが、テープエンドまで再生し停止状態になったまま放置していると、「カシャ」「カシャ」と小さな音が聞こえてきました。
??さっきテープが停止したはずなのに何の音だろうと思い、デッキを見てみると、ディスプレイが点いたり消えたりしています。
それと同時にメカから「カシャ」「カシャ」と音が聞こえて小刻みに動いています。
この症状は何度か経験しています。操作ボタンを押していないのに勝手に動作するのは、「リモコン受光部の故障」です。要するに、リモコンのボタンをランダムに押している状態になるんです。
早速フロントパネルを取り外しました。機種によって、受光部の穴が真ん中に開けられているものもありますが、SONYのこの年代のデッキにはカセットデッキ、DATデッキに関係なくほぼ同じものが使用されていて流用が可能です。
ちょうど少し前に部品取り用として分解したDATデッキのパーツがありましたので、移植し無事正常動作するようになりました。この不具合はESL以外にもESGやESAにも発生しますのでご参考としてください。