DTC-1000ESはSONYのDATデッキの中でも比較的人気の高い機種ですが、発売から30年経過し、いろいろと不具合が発生するようになっています。
その中でも音が息継ぎするようになったときは、ドライブボードの電解コンデンサー劣化が原因である場合があります。
今回お客様から下取りをした1000ESのボードです。回転ヘッドのモーターを制御しています。
基板実装型のコンデンサーはすでに交換されていましたが、
こちらの100μFはそのままです。実は、1000ESの場合は、こちらが原因で不具合が発生することが多いんです。
どうしても先入観念で「基板実装型に不具合が発生する」と思いがちですが、意外な落とし穴が待っていることがありますので注意が必要です。