Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

ワンポイントメモ

ローディングしない場合にお試しください(DAT)

投稿日:

一年以上前に当店でDATデッキの修理を行ったお客様からメールをいただきました。

特定のテープを使用すると、テープがセットされた後にローディング動作に移行しないという不具合が発生したということです。同じ不具合は長期間不使用のデッキでよく見かけます。

DATデッキでは、カセットがセットされたときにちょうど右下の角の部分にテープ検出スィッチが設けられています。

写真はトレイ蓋が開いた状態で中を覗いたところです。中央に見える縦5mm、横10mm程度の白いプラスチック製のパーツがそれにあたります。

そこから3本(機種によっては2本)の突起が出ているのが分るかと思いますが、これがテープの挿入、誤消去防止などを検知します。つまりこのスィッチの接触不良がテープローディングしない主な原因です。

それではなぜ特定のテープにのみ症状が現れるのかというと、テープそれぞれの寸法誤差、カセットの変形などが原因として考えられます。

新品パーツがあれば交換して済む問題ですが、それは極めて困難です。それでは分解して接点の清掃ができるかというと、

ジャンク機のスィッチを分解してみました。非常に細かいパーツで構成されています。

接点はこの奥にありますが清掃できる状態ではありませんし、そもそも元どおりに組み立てることが困難です。

それではどうするかというと、

先ほどと同じ写真ですが、このアングルで、割りばしのようなもので黒い突起の部分を数十回突っついてみてください(DTC-1000ESなどスライド式トレイ搭載機はカバーを開けなければ作業できません)。

これでほとんどのものは改善されますので、同じ症状にお悩みの方は一度お試しください。ただし、その後は再発防止のために定期的にご使用くださいね。

-ワンポイントメモ
-,

執筆者:

関連記事

スポンジ製ヘッドクリーナー

先日修理依頼をいただいたDTC-77ESですが、テープ走行音が耳障りです。この場合に考えられるのは、「ヘッドの回転音」と「ヘッドとテープの擦れ音」のいずれかです。 ヘッドの回転音は、ヘッドの軸受け部分 …

ヘッドの汚れ

DATデッキは、テープというメディアを使いますから、長時間使用するとカセットデッキと同様、テープの磁性体やホコリなどによりヘッドの表面に汚れが付着します。 これはメーカーの想定内ですので、クリーニング …

ヘッドの互換性

SONY製のDATデッキは約10年間製造され、その間、7種類(ポータブル機を除く)のヘッドが開発されました。 以下に「ヘッド型番/使用機種」を掲載します。 DOH-01AR/DTC-1000ES(XD …

PIONEER D-07とD-07AのRFユニット互換について

今回は、私が所有するパイオニアD-07の件です。最近になって不具合が発生しました。具体的な症状としては、LONGモードのみ再生不可というものです。 RFシグナルを点検すると、ノイズが混じっていることが …

2DDリールモーターの修理

※誹謗中傷を目的とした閲覧や許可なき転載を禁じます【All Rights Reserved】。 SONY製の民生用DATデッキのうち、DTC-1000ES、DTC-1500ES、DTC-2000ES、 …

検索

2019年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(現在、電話での修理受付は行っておりません。当店へのご連絡はページ上部の「お問い合わせはこちら」をご覧ください)

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM