先日のTC-K777ESに引き続き、今日も私の所有するデッキのメンテナンスです。
CDプレイヤーになりますが、SONYのCDP-302ESです。10年ほど前にカセットデッキをオークションで落札したときにオマケで頂いたものです。といっても販売当時の価格は10万円以上という高級機ですから薄型の割には重量があります。
トレイの開閉がヨタヨタです。場合によっては途中で停止してしまいます。
カバーを開けて観察します。ギヤにべっとりとグリスが塗られています。後ほど清掃します。
メカは4本のビスで固定されていますが、何かが引っ掛かって取り出せません。フロントパネルを外しましたがダメです。
底板を外します。プーリーと干渉しないようにメカに接続されているケーブルが固定されているため、メカが取り出せませんでした。
スライド部はDTC-1000ESのものと類似しています。シャフトを脱着して清掃します。
かなり汚れていました。反対側も同様です。
ベルトは2本使用されていますが硬化変形しています。
PIONEERのD-07のトレイベルトもそうですが、力の掛かる箇所ですのでバンコードで作成します。長さ19cmと15.1cmです。
ギヤも綺麗に清掃しました。開閉も嘘のようにスムーズになりました。
少し前にメンテナンスしたTC-K777ESとともに快調に動作しています。