今日はGX-Z7100EVのメンテナンスを行いましたが、思わぬ怪現象に遭遇しました。
いつもどおり、メカの分解整備を終え、調整を行いましたが、挙動が不審です。バイアスキャリブレーションを調整しても、カセットを出し入れしたりすると、調整範囲を超えてしまったりします。アジマスも測定するごとに変化しています。
ヘッド周りを触ると、特性が大幅に変化します。これは何かあるな、と思い、再度メカをバラすことにしました。
ヘッドを触ると、再生ヘッドがグラグラになっています。何が起きたのでしょうか?
あっけなく外れてしまいました。再生ヘッドはヘッドのハウジングに溶接?されていますので、元に戻すことは極めて困難です。しかし運よくスペアのヘッドがありましたので、交換することができました。
1日がかりでようやく修理が完了しました。まさかヘッドがあんな風になるとは夢にも思いませんでした。