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オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

GX-Z5000

A&D GX-Z5000

投稿日:2021年1月29日 更新日:

少し前に当店でカセットデッキを修理されたお客様から、今回GX-Z5000の修理依頼をいただきました。

テープセレクターが不調で7年ほど使用していなかったということです。

トレイを開けたときに、「ガガガガー」と酷い異音を発します。カムモーターの軸受けが損傷しています。

カバーを開け、フロントパネルを取り外します。

ヘッドのコネクタを切り離すため、シスコン基板を取り外します。この機種には、基板の裏に写真のようなプレートが取り付けられています。ノイズ防止のためでしょうか?

メカを取り出して、ホルダーと化粧パネルを取り外します。

ホルダー内のスプリングが変形しています。

脱着して加熱整形を行います。

メカの様子を確認します。

ピンチローラーの取り付け部が固着して、手で持ち上げると、自動で戻ることができません。

ヘッド周りを分解し清掃&グリスアップを行います。

ピンチローラーは表面を軽く研磨し、専用クリーナーで処理します。

動きがスムーズになりました。

リール周りを分解します。

アイドラーゴムを交換し、ゴムの当たる場所はアルコールで脱脂します。

元通りに組み付けます。

メカを前方に倒して背面の基板を取り外します。

異音を発していたモーターと硬化変形したベルトを交換します。

キャプスタンのシャフトにグリスを処置します。

テープポジション検出スイッチの接点を清掃します。

VOL基板を脱着し、ガリ防止として内部に接点復活剤を微量注入します。

メカを組み込んで動作テストを行います。

315Hzのテープを再生して速度の点検を行います。1%強遅い状況です。

シスコン基板上のツマミを回して調整します。

ヘッドアジマスの調整を行います。

左右同レベルの信号を入力し、それを録音します。

録音したものを再生し、先ほどと同じ波形になるようバランス調整を行います。

複数のテープで録音再生状況を確認し、完成です。

-GX-Z5000
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