Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

ワンポイントメモ

SONY製DATデッキのピンチローラー留め具について

投稿日:

SONYのDATデッキをご使用になっているお客様から、「使用中に突然早送りになった」とご連絡をいただくことがありますが、その原因の大半がピンチローラーの脱落です。

SONYのDATデッキのピンチローラーは、写真右の留め具(正式にはピンチローラーキャップと言います)で固定されています。留め具は、単なるハメコミ式となっていますが、プラスチック製のため、経年劣化で割れてしまい、そのためピンチローラー脱落に至ります。

また、製造年の違いによって材質が異なっているためと思われますが、特に、DTC-A8やDTC-ZA5ESといった高年式の機種において発生します。

しかし、メーカーのパーツは既に入手不可となっていますし、中古パーツを取り付けても、そのうち破損するのは目に見えています。

そこでどうするかというと、細いシリコンチューブを用意し、

同じ長さに切断し、

取り付けます。シリコンゴムは弾力性がありますし、耐久性も抜群ですので、これでほぼメンテナンスフリーになりました。

DATデッキも製造中止から20年ほどが経過し、さまざまな部分に劣化が生じ始めていますので、こういった工夫が今後さらに求められます。

-ワンポイントメモ
-,

執筆者:

関連記事

コネクター

家電製品には基板とメカなどのアッセンブリー同士の接続箇所にコネクターが多く使われています。 1970年代頃までは半田付けがメインだったようですが、組み立てや修理時の作業性を考慮した場合、圧倒的にコネク …

テープ走行不良が原因のノイズ

今回はSONY製DATデッキ全機種に関わる記事です。 再生不良ということでDATデッキをお預かりしました。機種はDTC-690です。先日修理したものとは違う機体ですが、ノイズが酷いとのことです。 DT …

ロータリーエンコーダー

SONYのDATデッキの修理を行う上で避けられない故障の一つにロータリーエンコーダーのギア割れがあります。 機種名でいうと、DTC-1000ES,500ES,300ES,M100、55ESに採用されて …

硬化したピンチローラー

DATデッキのメンテナンスを行っているときに、カチカチに固くなったピンチローラーと遭遇するときがあります。その硬さはというと、「ゴム」ではなく、「プラスチック」のようです。 ピンチローラーの硬化により …

操作ボタンの誤作動

先日、SONYのカセットデッキの修理を終え、点検を行ったときのことです。 再生ボタンを押すと一時停止状態になり、 巻き戻しボタンを押すと早送りになってしまいます。 これは、スイッチの接触不良が原因です …

検索

2021年8月
« 7月   9月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(留守電専用です。トラブル防止のため、緊急時以外は記録が残るEメールをご利用ください)
E-mail:audiolife2017@yahoo.co.jp

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM