今回はテープデッキとは無関係の記事になりますが、何かのご参考となれば幸いです。
本題に入ります。私は自宅を仕事場にしていますので、普段はあまりマイカーを運転することはありません。そのため、そのまま何もしないでいると、バッテリーが自然放電により充電不足状態になり、いざというときにエンジンが掛からないという事態に陥いります。
そこで、それを回避するため、定期的に充電器を用いてチャージすることにしています。
いつものように充電器をセットしましたが、なんだか様子が変です。内部のファンが回転する音はしますが、ランプの点灯状態から判断すると、まったく充電されていないようです。
はっきりは覚えていませんが、7・8年前に購入した充電器です。日本のメーカーが販売していますが中国製です。
修理に必要な資料は入手できませんので、一旦は諦めましたが、そのまま廃棄するということは仕事柄避けたいところです。そこで、試しに分解して内部を確認することにしました。
内部の状況です。パソコンの電源のような造りです。
メインの基板を取り外しました。中国製にしては、丁寧な仕上がりです。しかし、半田クラックが無いか目視点検を行うと、右写真の中央部になりますが、ほとんど半田が盛られていない端子が見つかりました。触るとグラグラしていますので、これでは正常に動作するはずはなく、これまで動作していたのが不思議なくらいです。
再半田しました。
無事復旧しました。今回の状況は単なる製造ミスなのかどうかはわかりませんが、何事も諦めないことが大切ですね。