今日は朝から、久しぶりに愛機GXC-760Dでお気に入りの音楽を楽しんでいました。
ところが、1本目の再生を終えてカセットを取り替えたところ、突然、テープ速度が不安定(低速)になりました。モーターの故障でしょうか?
ヘッドを指で少し押し下げると、元に戻ります。ということは、キャプスタンのトルクに問題があるということです。
早速カバーを開けます。
このデッキは昨年頂いたものですが、キャプスタンベルトは交換していません。触ると表面がスベスベしていますので、スリップが疑われます。
まずは、ベルトのクリーニングを試しましたが、改善は見られませんでした。
ご覧のとおり、ベルトを交換するためには、モーターパネルを取り外さなければなりませんが、ギッシリと内部が詰まっていて簡単ではありません。しかし、よくよく見ると、モーターパネルは背面3か所と左側面で固定されていて、メカを降ろさなくても、ビスを緩めてパネルを取り外すことができそうです。
パネルを固定しているビスを緩めると、5mmほどの隙間ができますので、そこからベルトを引き抜きます。
何とか引き抜くことができました。かなり硬化が進行していました。折長120~125mmです。
取り付けは、窮屈で少し苦労しましたが、何とか新しいベルトを掛けることができました。
ベルト交換後は速度調整が必須(一部機種は除きます)です。
これでまた寿命が延びました。