本日の修理は一昨日に続きDTC-1000ESです。
テープ走行しないといった故障です。
いつものようにデッキメカを分解していきます。
可動部の点検、グリス固着や樹脂製ギアの割れの有無など点検しましたが、珍しく?まったく問題ありません。おそらく過去に一度は修復歴があるのでしょう。
結果から申しますと、
このゴムベルトが原因でした。
このベルトはモーターの動力で可動式テープガイドを駆動するためのものですが、劣化して固くなりスリップが発生し動作不良となっていました。
それ以外のパーツ等も点検しましたが、異常はありませんでした。
今回は修理依頼により名機が生き返りましたが、場合によっては、たった1本のベルトで廃棄処分されることもあるんですね。
今回は修理費用は8000円(送料別)でした。
不調でお悩みの方は是非一度ご相談ください。