本日は番外編となります。SONYのオープンリールデッキTC-R6の修理(調整)編です。
久々にゆっくりと音楽鑑賞をする時間が取れたので、数か月ぶりにTC-R6の登場です。20分くらい経ったでしょうか、いきなり再生音が逆回転のような感じになりました。
慌ててデッキを見てみると、テープがヘッドから脱線しています。元に戻して再生を始めると少しして同じ症状です。前回再生したときは問題なかったのですが、いったいどうしたのでしょうか?
よくよく見てみると、テープガイドの位置が変です。通常は右の写真のようになっています。
これはどういうことかというと、バックテンションが弱くなっているということです。それでテープが暴れて脱線したんですね。
早速サービスマニュアルを引っ張り出して調整方法を確認します。
ちょっとピンボケですが、向かって左側のサイドウッドを取り外すと半固定抵抗が見えます。これを回転させるとバックテンションが変化します。
治りました。アナログオーディオは手が掛かりますが、その分愛着がわきますし、見ていても楽しいですね。