昨日、外出ついでにダイソーに立ち寄りました。そこで入手したカセットテープを紹介します。
録音時間の違いで10分~90分まで数種類ありましたが、大きく分けてこの2種類のメーカーのものが販売されています。
まずはこちら。「音楽用カセットテープ」とあります。小窓から訳アリのようにテープの一部を見ることができます。
裏面を見ると、原産国は韓国ですが、日立マクセルの製品です。
中身を開けてビックリ。なんと普通のマクセルULです。次に移ります。
こちらは「オーディオカセットテープ」です。ノーマルタイプですね。パッケージフィルムがよれているのが、いかにもという感じです。
こちらも韓国産ですが、メーカー名はありません。ダイソーが製造事業者です。
中身は昭和40年代のデザインといったところでしょうか。おもちゃのようで不安が脳裏をよぎります。それでは実力を試したいと思います。
愛機のドラゴンでバイアス調整を行いそれぞれ聞き比べてみました。結果としては両者とも原音にかなり近い音質です。低域、高域とも気になるところはありません。
この二つのテープは、適切なバイアス値が異なっていましたので、中身は別のものと思われますが、税込み108円という価格でこの実力はかなり魅力的です。長期在庫品の古いテープを使用するよりも良いかもしれません。
こんな素晴らしい製品が製造中止にならないよう、皆さんも頑張って購入しましょうね。
~ 100均テープ(測定編)に続く ~
※本記事はNakamichi社のDRAGONを使用してのレビューです。他のデッキでは結果が異なる場合があることをご了承ください。