久々のGX-Z9100です。
メカの修理を終えて、試運転を行っていたときのことです。メカからコントロール基板に繋がっているケーブルに触れたとたん、「ヒューン」という音が聞こえました。何が起きたのかと思い、メカを覗き込んでみると、キャプスタンのフライホイールが異常な高回転をしています。
再度ケーブルを触ると、元に戻りました。
原因はこのコネクタのようです。
わかりやすく大きい写真にしました。コントロール基板を取り外してプリント部分を見てみると、コネクタの半田部の一番右側とその隣でクラックが発生しています。これくらいはっきりしたクラックの場合は修理が簡単で済みます。
半田クラックの多くは、「背の高いパーツ」「コネクタ」「入出力端子」に発生します。要するに振動や応力が加わる場所ということなのですが、A&Dの製品では、そのほかフラットケーブルの取り付け部でも多発しますので注意が必要です。