今日はデッキにはほぼ無関係のPCの話です。
普段私は、このブログやメール作成、商品管理などについては仕事部屋のノートPCを使用しているのですが、商品発送などは商品を保管している別の部屋に備え付けてある自作PCを使用しています。
自作PCは元々WIN7仕様から無償アップグレードでWIN10にしたものなのですが、このマシンはもう10年も前に組んだものなので、OSとのマッチングが悪いせいなのかアップグレード以降は挙動が緩慢になっていました。
それでも我慢して使用してはいたのですが、この何日かは、起動のたびに「修復しています」という表示が出て再起動し、立ち上がるまでに10分以上掛かるようになり仕事に支障が出ていました。
最初はOS自体の問題かと思い、再セットアップも行いましたが、前述の緩慢な動作に変わりはなくストレスが溜まる一方だったので、Tポイントを利用してPCの中身を一新することにしました。
自作PCといってもマニアではありませんので、最小構成かつ安価なものを選択し、マザーボード、CPU、メモリを計約16000円で発注しました。
2日ほどでパーツが揃ったので、小一時間ほどで組み換え、OSのインストールを行いました。あらかじめWIN10のインストールディスクを作成し、プロダクトキーはマイクロソフトが公開しているアップグレード用のものを入力しました。これは以前再インストールが成功したときの手順と同じです。
ところが今回は見事に認証に失敗しました。原因は、マザーボードを変更したことにより、無償アップグレードしたPCとは別なPCと判断されたようです。画面では「ストアに移動する」という表示が出て、新たにOSを購入しなさいと促しています。
それでは予定外の出費になるので、ネットでいろいろと調べていると、情報が見つかりました。それは、「デジタルライセンスの取得」です。
具体的には、以前の構成(PCの中身を変える前)の段階で、「設定ーアカウント」の画面でメールアドレスやパスワードを入力し、デジタルライセンスを取得するというものです。もうすでにPCの中身は変更してしまいましたが、以前のHDDはそのまま残っていましたので、一旦元の状態に組み立てました。面倒ですが、OSを購入するよりもマシです。
そしてそのPCで取得(入力)したメールアドレスとパスワードを使用して新しいPCでログインすると、今度はあっさりと認証に成功しました。
ひととおり必要なソフトをインストールし作業は無事完了しました。動作はすこぶる快調かつ快適です。それにしてもいつも思うのですが、CPUのソケットやメモリの規格って、なんであんな頻繁に変わるんでしょうかね?また、今回購入したCPUにピン(剣山みたいなもの)が無いのには驚きました。高性能を求めているのはPCを利用している方のごく一部と思うので、最低でも10年は同一の規格であって欲しいですね。
今回の作業で半日は費やしましたが、またいろいろと勉強となりました。