私が仕事に使用している自作PCの中身を入れ替えたことは、先日の記事に書きましたが、その際、PCモニターの後ろに隠れてあった自作スピーカーが気になっていました。
そのスピーカーはというと、以前、自宅に余っていた板材を利用して製作したバックロードホーンなのですが、かの長岡鉄男氏が設計したものの1/2サイズで、高さが30cm、幅9cmのミニサイズのスピーカーです。
ただし、手持ちのおもちゃのようなスピーカーユニットを使用したため、見た目も音質もおもちゃのようでしたので、結局、パソコン用のスピーカーとしてPCモニターの後ろに長年ひっそりと隠れていました。
今回、そのスピーカーを見つけて、一旦は廃棄しようとしたのですが、ちょっともったいない気がして、何か安価で適当なユニットが無いかネットでいろいろ検索していると、良さそうなものが見つかりました。
サイズがちょうどですし、値段がなんと1個190円です。購入者のレビューもなかなかだったので、4個、Tポイントを使用して買うことにしました。送料が4個で790円と、商品よりも高かったのですが、そこはしょうがないと諦めました。
注文した翌々日に到着したので、早速バッフル板の加工と塗装を行い取り付けました。
自作の真空管のアンプに接続しCDを再生しました。アンプにはトーンコントロールがありませんので、ダイレクトの音質ですが、なかなか良い音が鳴っています。周波数特性はたいしたことはないんでしょうが、以前と比べると雲泥の差です。
次はスマホを接続して「POWER AMP」というアプリで再生してみました。アプリのイコライザーを少し調整すると、低音はさすがに限界はありますが、タイトでメリハリのある自分好みの音になりました。
当分はこのスピーカーでBGMを鳴らしながら仕事をすることになりそうです。自作は楽しいですね。