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オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

GX-Z9100EX

A&D GX-Z9100EX

投稿日:2018年6月30日 更新日:

同じお客様から2台同時に修理依頼がありました。1台目はSONYのTC-K333ESG、そして2台目はこのGX-Z9100EXです。いずれも当店の得意機種です。

まずはGX-Z9100EXから始めます。

トレイ開閉はOKですが、テープを入れると「ウーン」と音がしますがヘッドが上がり切らずに停止してしまいます。カムベルトがスリップしているようです。

9100シリーズはA&Dのフラッグシップモデルだけあって、銅メッキシャシやトランスのカバーが高級な雰囲気を醸し出しています。

接続されているコネクタ類を外してメカを取り出します。

EXは、カセットの振動を吸収するスタビライザーがイボイボ状になっています。その横のカセットハーフを押さえる樹脂製のスプリングにヘタリはありません。

バックプレートを外すとリール周りにアクセスが可能となります。壊れやすいテープガイドに異状はありませんが、グリスが固まってピンチローラーの動きが少し重くなっています。

ヘッド周りを分解します。

固まっている古いグリスは除去します。

ピンチローラーを専用クリーナーで清掃します。見違えるようですね。

可動部にグリスを塗布し元通りに組み立てていきます。ヘッドの消磁も行います。

続いてリール周りです。

左側リールのブレーキパッドに異状はありません。

経年劣化で固くなっているアイドラゴムを交換します。

メカ背面の基板を外します。

フライホイールの状態は良好ですが、ベルトはひどく汚れていますので新品に交換します。

ヘッドが上がり切らないのは、このベルトの伸びが原因のひとつです。

接点が汚れているテープセレクターのスイッチをメンテナンスします。

組み立てていきます。

本体に組み込む前にテープパスの点検調整を行います。この状態の方が作業がしやすいからです。

本体に組み付けてまずは音出しチェックです。

テープ速度のチェック、ヘッドアジマスの調整を行います。

バイアスキャリブレーションの動作確認、録再バランス調整を行います。

最後にケーブルを束ねて、

修理完了です。動作音質良好です。GX機の修理は当店にお任せください。

-GX-Z9100EX
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