当店は、ネット通販を始めてからもう少しで2年になります。当たり前の話ですが、インターネットは設備が整っていれば世界中のどこでも通信が可能ですので、当店のネットショップ、このブログも日本以外に居ても閲覧することができます。
先日、当店の電話にたどたどしい日本語で留守電が録音されていました。用件は、「ネットショップで販売しているDATデッキを購入したいがそのことで質問がある」ということです。
留守電の番号に連絡を取ると、在日の韓国人の方でした。「本国でDATデッキを購入したいという方がいるが、海外に発送は可能か?」ということです。私は海外のネットショップをよく利用しますが、自分が海外に発送するということは想定外でした。
商品を発送すること自体は国際郵便(EMS)を利用すれば簡単ですが、機器の保証のことを考えると、万一、相手が受け取ったときに何らかの不具合があった場合、高額な輸送費をかけて送り返してもらうということは現実的ではありません。
そこで、「海外に直接機器を送るのであれば保証はできない」ということをお伝えし、最終的には、電話を掛けてきた在日の方に機器をお送りし、その方が点検後に海外に発送するということになりました。
ここからが本題ですが、肝心の入金はというと、韓国から直接私の口座に送金してくるとのことです。それは問題ないと思っていたところ、本日、「送金があった」と銀行から通知がありました。銀行のHPから受け取り手続きを行うと、「受取手数料」とう名目で8%程度差し引かれていることがわかりました。
普通、口座間の送金に関する手数料は送金側が支払うものですが、海外送金の場合は、受け取る側も手数料を支払わなければならないんですね。結局その分損したということになりますが、大変良い勉強をしましたので、今回は授業料ということで納得することにしました。