PIONEERのDATデッキD-05の修理依頼をいただきました。
巻き戻しボタンを押すとテープ
リモコンでは正常に動作しますので、操作スイッチが原因と思われます。
フロントパネルを外して、右側の基板を取り出しました。6*6*5mm、2本足のタクトスイッチが13ケです。左側の基板にも6ケありますので、計19個交換が必要です。
2本足のタイプは手持ちの在庫がありませんので、発注し、ほどなくしてパーツが到着しました。
左側の基板を外して初めて気が付きました。右側の基板とは使用されているスイッチのサイズが違います。6*6*7mmです。再度部品発注となりましたが、国内には在庫が無く、10日ほど待つことになりました。
パーツが到着し作業再開です。2本足のスイッチは、取り付け時にスイッチがぐらつくので4本足よりも面倒です。スイッチに浮きが無いように気を付けなければばりません。
試しにスイッチの抵抗値を測定しました。0.61kΩ(通常はゼロ)と非常に高い値を示しました。
スイッチの操作フィーリングは以前とは多少変わりましたが、誤作動が起きることは無くなりました。