PIONEERのDATデッキ、D-06の修理依頼をいただきました。
再生・録音・早送り・巻き戻しは可能ということですが、
動作を切り替えると「カタカタカタカタカタカタ・・・」とメカがバタつきます。
カバーを開けます。D-06は、D-07A、D-05とメカ本体部分の互換性があります。D-07とはRFユニットが異なります。
メカを取り出します。
ローディングベルトを滑りにくいバンコードに交換します。
メカを裏返して、リールベルトを交換します。折長65mmです。
ロータリーエンコーダーを分解します。
接点の汚れを清掃し、段差を研磨後に専用グリスを施します。
メカ後部に取り付けられているRFユニットです。
電解コンデンサーを交換します。
本体にメカを戻します。
誤作動は無くなりました。
ヘッドホンVOLにガリが出ていますので、VOL背面の隙間から接点復活剤を注入します。
念のため各モードでの録音再生状態を確認します。
修理完了しました。