お客様からお問い合わせをいただきました。「DTC-2000ESの外部端子が破損しているが、修理可能か?」といった内容です。
しかし、破損の状況がわからなければ、修理可否の判断や、見積り等ができませんので、状況の写真をお送りいただきました。
予想以上の破損です。これでは端子ごとの交換しかありません。しかし、問題は、新品部品の入手が不可な状況で、どうやって修理するかということです。
考えられる修理方法としては、望ましい順番に、
1 DTC-2000ES用の外部端子ユニットを探して交換
2 同じSONYの下位機種のものを流用
3 汎用品に交換
以上3パターンが考えられますので、検討を行います。
まずは、ユニットの詳細な形状を確認します。DTC-2000ES用の交換パーツの持ち合わせはありませんので、私が所有するDTC-2000ESからパーツを取り出して形状等を確認します。
ユニットは、端子とコネクタ、電子部品数個で構成されている専用品です。
続いて、下位機種の端子です。こちらについては、DTC-55ESのパーツの在庫がありましたので確認します。
ユニット全体では異なりますが、端子部は共通ですので流用は可能です。
以上判明しましたので、知人や知り合いの修理店が2000ES用を保有していないか、まずは調査を行い、入手できない場合は流用を行いたいと思います。
※ブログ更新時点で2000ES用のユニットが入手可能であることがわかりましたので、お客様から機器をお送りいただくことになりました。