PIONEERのDATデッキ、D-50の修理依頼をいただきました。
カセット取り出すと、テープがはみ出した状態になっているということです。なお、今回は不具合個所のみの修理というご依頼です。
カセットを一旦再生状態にして、テープを取り出します。
カセットをイジェクトすると、写真のような状態です。
カバーを開けました。初期のモデルを除き、パイオニアのメカはほぼ同一のものが搭載されています。
メカを取り出して裏返しにします。
ロータリーエンコーダーを分解し、汚れた接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。
メカを元に戻して、数十回イジェクトを繰り返して不具合が再現されないことを確認し、修理完了です。