今日も、市内にお住まいの方からご依頼いただいた機器です。
TEACのダブルオートリバースカセットデッキ、W-860Rです。ご自分でベルト交換等をされたということで、今回はテープ速度とヘッドアジマス調整のご依頼です。
動作に問題はありません。
カバーを開けました。パイオニアのT-D7と同じくフライホイールが露出しています。
テープ速度は、このコントロール基板上のツマミを回して調整します。ただし、機器が十分温まった状態で合わせなければなりません。
デッキ1はここで調整します。下がノーマルスピード、上はハイスピードですが、ハイスピードの調整は、写真のように端子をショートさせて行います。
こちらがデッキ2です。
デッキ1のノーマルスピード、
デッキ1のハイスピード、
デッキ2のノーマルスピード、
デッキ2のハイスピードです。続いてヘッドアジマス調整ですが、
上図は、W-860Rのサービスマニュアルから抜粋したものですが、FWDとREVの表記が誤って逆になっていますので注意が必要です。
デッキ1のフォワード、
デッキ1のリバース、
デッキ2のフォワード、
デッキ2のリバースです。
以上完了です。