ナカミチの582です。
再生や早送り巻き戻しは正常ですが、テープエンドなどでのオートストップが効きません。
メカ内部のセンサーの回路です。オシロスコープで点検してみると、センサーの信号は出力されていますので、故障箇所はコントロール基板上の回路です。
回路はシンプルです。センサーの信号の変化を元に、ストップボタンのスイッチをショートします。
疑わしいのはトランジスタです。回路図では2SC945になっていますが、実際は2SC458が取り付けられていました。トランジスタチェッカーではNPNトランジスタとして認識はされましたが、
劣化により性能が大幅に低下していました。
手持ちの2SC945と交換します。
無事治りました。以上です。