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オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

R-616X

TEAC R-616X アジマス調整ほか

投稿日:

少し前に当店でカセットデッキを修理された方から、もう一台のご依頼をいただきました。

TEACのオートリバースカセットデッキ、R-616Xです。「音が籠る」「録音時RCHの調整が上手くいかない」ということです。

315Hz、1000Hz、10000Hz、12500Hzの信号が録音されたテープを再生します。左はフォワード、右はリバースです。明らかにフォワードの高域が減衰しています。

ヘッドアジマスの調整を行います。かなりの狂いがありました。

リバース側も行います。

大幅な改善が見られました。

聴感での確認を行います。

続いて録音調整です。スライドVOLを動かすと、接触不良が起きていることがわかりました。

カバーを開けて、VOLに接点復活剤を処置します。

録音バランスを確認します。左は録音時、右は再生時です。やや狂いが見られます。

基板上のツマミを回して調整します。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し速度の調整を行います。

テープポジションの異なる複数のテープで録再状況を確認し、修理完了です。

-R-616X
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