SONYのTC-FX7です。
以前テープを痛めるということで修理した機器ですが、今回は、リールの回転不良が起きたということです。
カセットの高さとほぼ同じという驚異的な設計です。
再生は可能でしたが、リールの回転がカクカクしています。アイドラーゴムのスリップです。
カバーを開けます。このメカは背面にアイドラーがあります。
電源スイッチやフロントパネルを取り外してメカを取り出します。
背面の基板を取り外すと、リールモーターユニットを取り出すことができます。
硬化したアイドラーゴムを交換します。14mm*11mm*2mmです。
元通り組み立てて、走行テストを行います。
アイドラーを交換したので、以前調整した巻き取りトルクやバックテンションの確認を行います。
録再バランス調整等を行い、修理完了です。