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GX-Z7000

A&D GX-Z7000 リフレッシュメニューほか

投稿日:2023年6月10日 更新日:

A&DのGX-Z7000です。

十数年前に故障して以来、使用していなかったという機器です。

電源を入れると「ギー」という音と共にリッドが勝手に開きます。

カバーとフロントパネルを外してメカを取り出します。

カセットホルダーと化粧パネルを取り外します。ホルダー内蔵のスプリングにヘタリが見られます。

スプリングを脱着して加熱整形します。

ピンチローラーに固着が見られます。また、製造時に処置されたグリスが固まりかけています。

ヘッド周りの可動パーツを分解し、古いグリスを拭き取ります。

硬化したピンチローラーを交換します。

シリコングリスを処置してヘッド周りを組み付け、続いてリール周りを分解します。

硬化したゴムリングを交換します。

ゴムリングが接する面を脱脂します。

メカ背面の基板を取り外します。

キャプスタンベルトはかなり汚れています。

ベルトが当たる面にゴムカスが付着してますので清掃します。

異音を発していたカムモーターユニットです。

軸受けが劣化したモーターと、ゴムベルトを交換します。

オートセレクタ用のスイッチ接点を磨きます。

新しいベルトを掛けて組み立てます。

メカを本体に戻して動作確認を行います。

ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し速度の調整を行います。

ヘッドアジマスを調整します。かなりの狂いがありました。

録再バランス調整を行います。

テープポジションの異なる複数のテープで録再状況を確認し、修理完了です。

-GX-Z7000
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