SONYのDATデッキ、DTC-2000ESです。
2週間前まで正常であったのが、最近になって音飛びが発生するようになったということです。
再生は可能ですが、音が途切れ途切れになります。
カバーを開けました。ヘッドチップを直接クリーニングしましたが、状況は変わりませんでした。
メカを降ろします。
ヘッドの信号を処理するRFアンプを取り外します。4ヘッド機は「録音・再生」用と「モニター再生」用の2ケが装備されています。
こちらは「再生モニター」用です。基板上の電解コンデンサーを交換します。
「録音・再生」用も同様です。大部分に液漏れが見られました。
機器を仮接続して動作テストを行います。先ほどより改善は見られましたが、時間が経つと音が途切れることがあります。
メカ底部のドライブ基板を取り外します。
基板上の電解コンデンサーは、過去にいくつか交換されていましたが、1000μFに液漏れが見られました。そのため走行が不安定になっていたようです。
折角ですのですべて交換します。
今度は大丈夫です。
以上修理完了です。