先日はSANKYO製メカのリールモーターOHを行いましたが、今回はカムモーター(コントロールモーター)にチャレンジです。
このモーターは、操作を切り替えた時のみ作動しますので、内部接点が固着しやすいという弱点を有しています。長期間保管状態にあったデッキが全く動かないという場合は、このモーターの故障をまず疑います。
カバーを外します。
バックプレートはツメ2か所で固定されていますので簡単に外すことができます。ただし、ローターを取り外すときは、ブラシを傷めないよう、モーターシャフトを押し付けます。すると、バックプレートが押し出されます。
ブラシと整流子が離れないように慎重にローターを取り出します。
ブラシを広げながら、ローターをバックプレートから引き抜きます。
整流子を磨きます。
ブラシも磨きます。組み付けるときもブラシを広げながらローターと組み付けます。
6V程度の電圧を接続して数時間ほど慣らし運転し、完了です。