ゴールデンウイークも後半に突入しましたが、筆者は仕事に忙殺され、今日も作業台に向かっています。
本題に入ります。昨日のことです。息子が道東に遊びに行くと言って、午前中に自分の愛車で出かけました。
その後、14時頃になりますが、その息子から電話がかかってきました。用件はというと、高速道路でタイヤがパンクしたということです。話を詳しく聞くと、高速に乗って2時間ほど経過した頃に異音が発生して気がついたということです。右前輪と左後輪の2本がパンクし、ダメになったので、レッカーを手配してこれから戻るということです。
パンク自体はそう珍しいことではありませんが、2本同時となるとそうはいきません。今年の1月に車検を受けてタイヤはそのままですので、最初からエアが漏れていたとは考えにくく、また、2時間以上は正常に走ることができたということですので、出発時から次第にエア漏れが進行したということになります。
2時間ほどで着く予定でしたが、少し遅れてレッカー車が到着しました。
早速、ダメになったタイヤを外しました。酷い状態です、釘などが刺さっていないか点検しましたが、その形跡はありません。
パンクしたもう一本は、裂けたりはしていませんでしたので、試しにエアーを充填しましたが、漏れは確認できませんでした。すでに辺りは薄暗くなってきましたので、今日はここまでにして、一晩様子を見ることにしました。
翌日の朝、空気圧を点検しましたが、やはり漏れは無いようです。しかし、バルブのキャップを外す際に、「シュッ」と音が鳴りました。
まさか?と思い、バルブを指で外周側に押し付けると「シューーー」とエアが漏れ出しました。
バルブの根元が切れています。ようやく原因が判明しました。通常の状態ではエア漏れは起こりませんが、高速道路でタイヤが高回転し、バルブに遠心力が働き、指で押し付けた時と同じ状況になり、エアが漏れたようです。もう片方のバーストしたタイヤも同じところが切れていました。車の年式から、製造後10年ほど経っていますので、ゴムが劣化して弾性が失われ破断したと考えられます。
レッカー代とタイヤ代でかなりの出費になるとのことですが、なにより事故に至らなかったのが不幸中の幸いです。何事も定期的なメンテナンスは必要ですね。