当店で1年半ほど前に整備・販売したTC-K222ESJですが、「再生できなくなった」とご連絡をいただき、修理を行うことになりました。
写真は修理後ですが、原因はモードベルトの劣化でしたので、新品と交換し、正常に動作するようになりました。しかし、1年半とは少し寿命が短いと思います。
これが取り外したベルトです。一瞬、何ら問題は無いように見えましたが、
伸ばしてみると、この有様です。全周にわたってひび割れています。同様の状況は、これまで、他機種で何度も見たことがありますが、同型の機種すべてが同様な状態になるのではなく、ごく一部においてのみ見られます。
以前、当店のブログにおいて、使用環境とパーツの劣化との因果関係について、下記のような記事を記載しました。
はっきりしたことは分かりませんが、今回も使用環境が影響したのでしょうか?それともパーツの材質に問題があったのでしょうか?
ちなみに、今回ひび割れたベルトは、ゴムメーカーに小ロットで発注したCRゴム製のものですが、新たに取り付けたものは、より耐候性の高いEPDMゴム製のものです。今度は長持ちすることを祈ります。