SONYのカセットデッキのうち、3ヘッドデュアルキャプスタンタイプのESシリーズ(ESG~)において、以前から不思議に思っていることがあります。
これはESJモデルのデッキメカを正面から見たところですが、
左右ピンチローラーアームの取り付け部の根元辺りに、黒色のオイル状のものが塗布されています。
作業を行っていると、このオイルで手が汚れますので、大概は写真のように拭き取ってしまいます。
問題は、何のために、このようなオイルが塗られているかということです。どう見ても潤滑などのためではありませんが、ひとつだけわかっていることは、このオイルは、ESJモデルまでの処置であって、最終のKAESモデルには処置されていないということです。
ということは結局、無くても問題ない処置ということになりますが、なぜ塗られているのかご存知の方がいらっしゃいましたらお知らせください。