1960年代から1970年頃までに製造されたカセットテープには、レトロ感溢れるデザインのものが数多く存在します。
これは最近入手したものです。私が中高生頃に使用していたテープのほとんどは、かなり前に廃棄処分してしまいましたが、メルカリを閲覧していたところ、外装が良好のレトロテープが出品されていましたので、懐かしくてつい購入してしまいました。
こういった製造後数十年が経過したテープについては、保管環境によっては、まったく問題なく使用できるものもありますが、中には、カビが生えていたり、傷みがあったりと、オブジェとして眺めるだけになってしまうものもあります。
しかし、それではつまらないので、中身の入れ替えにチャレンジしました。
FUJIFILM製ノーマルテープFX(C-46)です。おそらく50年は経過しています。
ドナーは、味気の無い?デザインのTDK CDing1です。なぜか右上には豚のイラストが・・・
レトロテープは、表裏面がビス止めになっていますので、簡単に分解できます。
こちらは接着固定されていますので、ドライバーでこじって開けます。
中身を入れ替えます。テープに直接触れる際には、カビ防止のため、手袋着用が推奨されます。
レトロなデッキ(AKAI GXC-760D)にセットしました。まるで昭和40年代にタイムスリップしたようです。
カセットテープのデザインというのもカセットデッキの楽しさのひとつですね。