SONYのDTC-2000ESです。一昨年にベルト交換を行った機体です。
その半年後にトレイが開かなくなったとご連絡をいただいていましたが、オーナー様のご都合により、1年後に機器が到着しました。
電源を入れると、モーターが高速回転する音が鳴り続け、数秒後にCAUTION表示となってしまいます。操作はまったく受け付けません。
テープが閉じ込められています。
カバーを開けました。ローディングベルトが切れていました。交換を行いましたが、状況は変わりません。
メカを降ろしました。
モードベルトも切れていました。
2本とも多数のひび割れが発生していました。半年から1年ちょっとでこのようになるというのは驚きです。
新しいベルトを取り付けます。前回はCRゴムでしたが、今回はEPDMゴム製です。
仮接続して動作確認を行います。
前回修理後、「トレイが閉まった状態でテープが入っていないにも関わらず「CLOSE」表示になる」とのお話がありましたので確認しましたが、問題はありませんでした。
本体に組み込んで再度動作確認を行い、修理完了です。
今回の事例のように、短期間でゴムベルトが劣化するということは決して珍しいことではありません。原因としては、材質または使用環境が影響していると考えられますが、当店で使用しているモードベルトは、ゴムメーカーに特注しているパーツですので、材質に問題があるということであれば、当店で修理した機器のすべてが同様の状態になってしまいますが、決してそうではありません。一体何が関係しているのかは未だに判明していません。今回は以上です。
















