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TC-KA3ES

SONY TC-KA3ES 音揺れの原因

投稿日:2025年4月17日 更新日:

SONY製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-KA3ESの修理依頼をいただきました。

再生を開始したところ、速度が低下したということです。

動作確認を行います。再生は可能ですが、かなりの音揺れです。

左側のピンチローラーが上下動していますので、これが原因と思われます。

メカを降ろして分解を進めます。

左側のピンチローラーのコアが抜けていました。そのため偏心して回転していたようです。

交換を行います。

キャプスタンモーターユニットを引き抜きます。

モーターユニットを分解します。

モーター基板面の電解コンデンサーを交換します。

新しいベルトを掛けて組み立てます。

フロント部分を分解します。

ベルトの掛かるプーリーを清掃し、新しいベルトを仮掛けします。

ロータリーエンコーダーを取り外して分解します。

汚れた接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します

オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。

メカを本体に戻して動作確認を行います。

ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度が許容範囲内にあることを確認します。

ヘッドアジマスの調整を行います。

バイアスキャリブレーションの確認を行いましたが、メタルでは適正値に合わせることができませんでした。調整を試みましたが、状況は改善されませんでしたので、ヘッドの性能低下が原因と思われます。

録再バランス調整を行います。

CDPを接続して録再状況を確認し、修理完了です。

 

-TC-KA3ES
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