A&D製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、GX-Z7100の修理依頼をいただきました。
8年ほど前に当店で整備した機体ですが、テープ走行に難があるとのことです。
再生は可能ですが、早送り巻き戻しが低速です。状況から、アイドラーゴム劣化のようです。
カバーを開けて、フロントパネルと底板を取り外します。
メカを取り出して分解を進めます。
ホルダー両脇には、カセットを押さえ付けるバネが内蔵されていますので、変形の無いことを確認します。
劣化しているピンチローラーを交換しました。
アイドラーゴムを交換します。
ゴムリングが接する面を清掃します。
背面から分解していきます。
ベルトの当たり面を清掃します。
異音を発していたカムモーターを交換します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
新しいベルトを掛けて組み立てます。
本体に組み込んで動作確認を行います。
ヘッドの消磁を行います。
ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を合わせます。
ヘッドアジマスの調整を行います。
再生バランスの確認を行います。
バイアスキャリブレーション後に録再バランス調整を行います。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。



































