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オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

GX-93

AKAI GX-93

投稿日:

AKAIのGX-93です。

20年ほど前から故障状態ということです。

リッドが半開きです。カセットホルダーが外れかけているようです。

リッドは外しました。指先の突起部のあるタイプは、他機種用のものですので、過去に破損等で交換されたことがわかります。

トレイ開閉は不可です。

カバーを開けてメカを取り出します。

カセットホルダーと化粧パネルを取り外します。

ホルダー内蔵のバネがヘタっています。

脱着して加熱整形します。

右側のピンチローラーアームが固着しています。

半田ごてで固まったグリスを柔らかくしてアームを取り外し、劣化しているゴムローラーを交換します。

ヘッド周りの可動パーツを分解します。古いグリスが固まりかけていますので除去清掃し、再グリスします。

リールとアイドラーを取り外します。

バックテンション用のパッドが剥がれかけています。

パッドを張り替えます。

アイドラーゴムを交換します。

ゴムリングが接する面を清掃します。

背面を分解します。

ベルトカスが付着していますので清掃します。

異音を発していたカムモーターを交換します。

オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。

新しいベルトを掛けて組み立てます。

元通り組み付けて動作確認を行います。

ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度が許容範囲内にあることを確認します。

大幅な狂いがあったヘッドアジマスを調整します。

録再バランス調整を行います。

テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。

 

-GX-93
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