TEAC製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、V-9000です。
2~3年前に故障したということです。
再生不可、早送り巻き戻し可といった状態です。
カバーを開けました。
キャプスタンモーターが回転しません。指で回してみましたが、回転し始めることができません。
メカを取り出しました。ヘッドが錆びています。
故障していると思われるキャプスタンモーターを取り外しました。モーターシャフトの回転がかなり重くなっています。これは交換しかありません。
背面から分解していきます。
コントロールユニットのプーリーが固着していないことを確認し、ベルトを交換します。
リールユニットを取り外します。
左右リールを脱着し、グリスアップします。
アイドラーゴムを交換します。
同規格のモーターを用意します。
プーラーでプーリーを取り外し、代替モーターに移植します。
新しいベルトを掛けて組み立てます。
カセットホルダーを取り外し、錆びたヘッドを磨き、ピンチローラーを清掃します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
本体に組み込んで動作確認を行います。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を合わせます。
ヘッドアジマスの調整を行います。
録再バランス調整を行います。ここまでは順調でしたが、ヘッドの劣化が原因と思われる録音音質低下が確認されました。再生は正常でしたが、これは対処できないことをオーナー様にお知らせし、
今回はこれで修理完了です。

































