SONY製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-K555ESLです。
6年ほど前に不動品を入手し他店で整備したという機器ですが、テープを痛めることがあったとのことです。再修理でピンチローラー交換したものの症状が改善されなかったため、当店の出番となりました。カセットデッキの修理は、一般的な修理店では難しいと思います。
走行系の目視点検、テープパスの点検を行います。左側のテープガイド部でテープのヨレが見られます。
カバーを開けます。再生ヘッドのコネクタが加工補修されています。無理に引き抜いて破損したのでしょうか?
分解を進めます。
ピンチローラーを新品交換します。
分解していきます。
モーター基板の電解コンデンサーは交換済みでしたが、かなり苦労されたようです。
基板が傷んでいます。
小型の電解コンデンサーを取り付けます。基板が傷んでいるところは、端子に絶縁処理を行い配線します。
新しいベルトを掛けて組み立てます。
モードベルトを交換します。
ロータリーエンコーダーを分解します。
汚れた接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
本体に戻して動作確認を行います。
テープパスの調整を行います。
お送りいただいたテープが正常に走行することを確認します。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度が許容範囲内にあることを確認します。
ヘッドアジマスの調整を行います。
バイアスキャリブレーション後に録再バランス調整を行います。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。































