ビクター社製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TD-V721の修理依頼をいただきました。
早送り中に突然異音が発生し、動作不良となったということです。
再生OK、早送り巻き戻しNGという、定番の故障です。
カバーを開けてメカを取り出します。この作業は比較的厄介ですが、手順通り進めるとスムーズに進めることができます。
背面からモーターユニットを取り外します。
右側の早送り巻き戻し用のギヤが完全に欠けています。左側のモード切替用は正常ですが、両方とも代替品と交換します。
モーター基板を取り外し、スベスベになっているベルトを交換します。
過去に速度不良で電解コンデンサーを交換されたとのことですが、20年以上前になりますので再交換します。
ヘッド周りを清掃します。
本体に戻して動作確認を行います。
3ヘッドデッキは、定期的に消磁作業が必要になります。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度が適正であることを確認します。
再生ヘッドと録音ヘッドのアジマスの調整を行います。
録再バランスを調整します。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。























