パイオニア製DATデッキ、D-07Aの修理依頼をいただきました。
いくつかの不具合を抱えています。
ディスプレイ表示がほぼ見えないほど暗くなっています。
開閉に難があるということで、動作確認時も2回目で開きました。それ以外には再生音にノイズが載るということです。
カバーを開けます。
驚いたのは、基板上に昭和39年の旧50円硬化が乗っかっていたことです。少し前はゲームセンターのコインで同様のことがありましたが、やはり子供さんのいたずらでしょうか?
電源基板を脱着してヒューズ抵抗を交換します。
ディスプレイが復活しました。
メカを降ろします。
トレイ開閉の不具合が発生する原因はいくつかありますが、そのひとつは、リッドの化粧カバーが浮いて、フロントパネルと擦れることです。
隙間に接着剤を充填し、クリップで挟んで一晩放置します。隙間が無くなりました。
ノイズの原因と思われる、RFユニットの電解コンデンサーを交換します。
メカを裏返してロータリーエンコーダーを分解します。
汚れた接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。
インストレーションユニットを切り離します。
表面が劣化しているピンチローラーを軽く研磨し、専用クリーナーを施します。
カートリッジ検出スイッチに接点復活剤を処置します。
普段出番の少ないモーターのリフレッシュを図ります。
ローディングベルトを交換します。
動作状況を確認します。
モード別、入出力別の録再状況を確認し、修理完了です。































