パイオニア瀬3ヘッドシングルキャプスタンカセットデッキ、T-D7です。
「速度が遅い」「ワウフラッターが気になる」「時々キーキーと異音を発する」といった不具合を抱えています。いずれもキャプスタンモーターの問題と考えられます。
動作確認を行います。速度は6%以上も低下していて、かつ不安定です。また、「キー」という異音も発しています。通常、速度が2%以上の狂いがあると聴感で気が付きます。
カバーを開けました。指差ししているのがキャプスタンモーターです。
メカを降ろします。
硬化気味のピンチローラーを交換します。
キャプスタンベルトは健常です。
モーターを同規格品と交換します。
このメカは、リールモーターのピニオンギヤにひびが入って空転し、動作不良になることがあります。予防処置として脱着して接着固定します。
機器が十分温まった状態で速度とアジマスを調整します。
オートキャリブレーション後の録再バランスを点検調整します。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。


















