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TC-KA3ES

SONY TC-KA3ES

投稿日:2026年6月24日 更新日:

SONY製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-KA3ESの修理依頼をいただきました。

再生や開閉に不具合があるようです。

ただし、テープが入っていない状態では正常に開閉するようです。

再生を開始しましたが、巻取り側のリールが回転しないためすぐに停止します。

早送りや巻き戻しも同様です。

カバーを開けて、メカを取り出します。

ホルダーと化粧パネルを取り外します。

左右のリールをロックする白色のパーツが上がったままです。この状態ではアイドラーギヤがリールと接触することができません。

本来、停止状態ではこの状態となっています。

わずかに変形したことによって引っ掛かりが生じていましたので、パーツを脱着して加熱整形します。

ピンチローラーを交換します。

キャプスタンモーターユニットを分解します。

基板面の電解コンデンサーを交換します。

新しいベルトを掛けて組み立てます。

モーターユニットを取り外しました。過去に溶けたベルトを交換されたようですが、汚れがそのままでしたのできれいに清掃します。

シリコンゴム製のベルトを仮掛けします。

ロータリーエンコーダーを分解します。

接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。

オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。

本体に戻して動作確認を行います。

ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視確認します。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度が適正であることを確認します。

ヘッドアジマスの調整を行います。

キャリブレーション後に録再バランス調整を行います。

テープポジションの異なる数種類のテープで録再テストを行い、修理完了です。

 

-TC-KA3ES
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