TEAC製3ヘッドシングルキャプスタンカセットデッキ、V-670の修理依頼をいただきました。
再生時にノイズが発生するということです。
ブランクテープを再生すると、ブーンというハムノイズが発生します。周波数は100Hzですので、電源由来であることは間違いありません。北海道の電源の周波数は50Hzですので、一般的にはその倍数のハムノイズが発生しますが、大阪などの西日本では120Hzなのでしょうね。
カバーを開けました。液漏れなのか接着剤なのか区別がつきませんが、電源部の電解コンデンサー周辺が汚れています。
この機種は、底板が取り外せるようになっていますが、肝心の部分が隠れてしまっていて、問題のコンデンサーは交換することができませんので、メイン基板を取り外す必要があります。そのため写真のように結構大掛かりな作業となります。
疑わしい電解コンデンサー4ケ交換しました。右側のコンデンサーは、表面がぶくぶくになっていて今にも破裂しそうです。
続いてメンテナンスに移ります。メカを降ろしてホルダーと化粧パネルを取り外します。
ピンチローラーを交換します。
元通り組み付けます。ハムノイズは消え去りました。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。
ヘッドアジマスと録再バランス調整を行います。
録音状況を確認し、修理完了です。

















