AKAIの人気機種GX-93です。
3年ほど前に整備品として購入されたということですが、走行不良などの不具合が出てきたということです。
ヘッドは上がりますが、リールが回転しません。
左側のピンチローラーが上下動すると思ったら、割れていました。
カバーとフロントパネルを取り外してメカを取り出します。
ホルダーと化粧パネルを取り外します。ホルダー両脇のバネにへたりはありません。
ヘッド周りを分解し、清掃&再グリスします。
これが問題のピンチローラーです。現在市販されているピンチローラーはほぼ100%中国製ですので、こういった品質の悪いものが出回ることがありますが、実際に使用してみないとわからないといった状況です。左右とも交換します。
リール周りを分解し、ゴムリング交換や清掃を行います。
背面のモーター基板を取り外し、カムベルトを交換します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
新しいベルトを掛けて組み立てます。
本体に戻して動作確認を行います。
消磁及びテープパス点検を行います。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度が適正であることを確認します。
録再バランス調整を行います。当初、グラフが歪んでいました。点検を行うと、バイアスが異常なぐらいハイ上がりにセッティングされていましたので修正しました。
録音状況を確認し、修理完了です。
























