SONY製2ヘッドシングルキャプスタンデッキ、TC-FX6Cです。
テープ走行がすぐに停止してしまうということです。
ハウジングランプが切れています。これが不具合の原因と考えられます。
ロケットオープン状態ですので、後ほど必要な処置を行います。
動作確認を行います。再生ボタンを押すと一瞬音は出ますが、すぐに停止します。
カバーを開けます。キャプスタンベルトが偏心していますので、交換が必要です。
先にキャプスタンモーターを外しておくとメカの脱着が容易になります。
ホルダーと化粧パネルを取り外します。
指先は球切れしているムギ球です。
この黄色いプリズムに光が当たり、バックライトを光らすとともに、回転センサーに光を導きます。
ロケットオープンの原因となったダンパーゴムを交換します。
リールを脱着してグリスアップします。
回転センサー表面を清掃します。
ピンチローラーを交換します。
当店オリジナルのランプと交換します。いい感じに光ります。
キャプスタンベルトを交換します。
本体に戻して動作確認を行います。しかし、カウンターの動きが緩慢です。正常な状態の半分ほどの速度です。
テープを抜き取ったカセットを使用し、早送りと巻き戻しを行います。すると、巻き戻し時はカウンターが動きません。ということは、左側の回転センサーの故障が疑われます。
手持ちのパーツと交換します。NECのPH102という、光によって抵抗値が変化するフォトトランジスタです。
無事、正常な状態に復活しました。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。
ヘッドアジマスの調整を行います。右CHの高音域のレベルがやや低下しています。
録再バランス調整を行います。
録音状態を確認し、修理完了です。































