少し前に当店をご利用になった方から、新たに2台のご依頼をいただきました。1台目は今回のTC-K700S、2台目はTC-FX6Cです。
ご家族が所有していた機器ということで、故障時期は不明です。
リッドが開きません。
カバーを開けてメカを取り出します。ESモデルのメカをベースにした3ヘッドシングルキャプスタン仕様です。
ホルダーと化粧パネルを取り外します。
ピンチローラーを交換します。
モータープレートを取り外します。
キャプスタンベルトが加水分解で溶け切れて、モータープーリーに絡みついていました。
プーリーを清掃し、異音予防としてモーターシャフトに注油します。
ベルトが当たっていた面が荒れていますので研磨します。
フロント部を分解します。
こちらのベルトも溶け切れていました。
新しいベルトを仮掛けします。
ロータリーエンコーダーを分解します。
接点を清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
新しいキャプスタンベルトを掛けて組み立てます。
本体に戻して動作確認を行います。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。
ヘッドアジマスの調整を行います。
キャリブレーション後に録再バランス調整を行います。
録音状況を確認し、修理完了です。




























