ナカミチのCR-40です。
新品購入後、修理歴は無いということですが、先月辺りから不調になったようです。
再生を開始すると、最初は正常に動作していましたが、テープ終盤で停止してしまいました。カセットを取り出すと、テープが引き出されていましたので、モーターのブラシ部で接触不良が起きていると考えられます。
カバーを開けてメカを取り出します。
これは想定内ですが、バックテンションベルトが無くなっています。
加水分解で溶け切れてリールに付着していましたので、オレンジクリーナーで除去清掃します。
カセットホルダー開閉を検知するスイッチ接点を磨きます。
コントロールモーターユニットを取り出します。
汚れたスイッチ接点を磨きます。
モーターを分解して内部接点を清掃、シャフト部にグリスアップします。
慣らし運転を行います。
リールモーターユニットを取り出すために、キャプスタンモーターユニットを取り外します。
リールモーターを分解し、先ほどと同様のメンテナンスを行います。
キャプスタンの軸受け部をアルコールで清掃し、グリスを処置します。
新しいベルトを取り付けます。
メカを元に戻して動作確認を行います。ちょうど昼時でしたので、再生状態のまま休憩に入りました。
昼休みが終わりましたので、仕事場に戻りました。テープは途中停止することなく最後まで走行したようです。しかし、再度動作確認を行うと、再生時にリールが回転しなくなってしまいました。何度か試すと時々回転しましたが、そのうちまったく回転しなくなりました。これは、最初の状況とは異なります。
早送りと巻き戻しはとりあえず回転します。しかし、ヘッドの上下動もそうですが、動作が少し弱々しい感じがします。コントロール系に不具合が生じたようです。
モータードライブICの故障が疑われますので、手持ち品と交換します。
復活してホッとしました。年に一度はこういったことがあります。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。
再生ヘッドと録音ヘッドのアジマスの調整を行います。
キャリブレーション後に録再バランス調整を行います。ナカミチはテープポジション別に行う必要があります。
複数のテープで録再状況を確認し、修理完了です。
































